スマホを使い始めたばかりの方は、操作方法を一度聞いても、画面が変わった瞬間に『どこを押せば元へ戻れるのか分からない』と困りがちです。そこでこの記事では、スマホ教室で質問の多い7つの基本操作を、AndroidとiPhoneの違いも含めて、画面を見ながら順番に確認できるように解説します。
- スマホの電源を切る方法と再起動の使い分け
- 前の画面へ戻る方法とホームへ戻る方法の違い
- 動かなくなったアプリだけを終了する方法
- フリック入力、コピー&ペースト、タップの基本
- 通話中に数字を入力して、通話を確実に終了する方法
使っている機種やOSのバージョンによって、ボタンの位置や名称が少し違う場合があります。記事の画像で見つからないときは、各項目に付けた「動画の該当箇所」から実際の動きを確認してください。
1.電源のオン・オフと再起動
結論:普段は画面を消すだけで十分です。動作がおかしいときは「電源を切る」よりも、まず「再起動」を1回試します。
画面を消す操作と電源を切る操作は違います
本体側面の電源ボタンを短く1回押すと、画面が暗くなります。これは電源が切れたのではなく、画面だけが消えた状態です。電話や通知はそのまま受け取れます。完全に電源を切るには、電源メニューを表示して「電源を切る」を選びます。

Androidで再起動する手順
- 本体側面の電源ボタンを長押しします。
- 画面に電源メニューが表示されたら「再起動」をタップします。
- 画面が消え、メーカーのロゴが表示されるまで待ちます。
- ロック画面が表示されたら、いつもの暗証番号などで開きます。

Pixelなど一部の機種:電源ボタンを長押ししても電源メニューが出ない場合は、電源ボタンと音量を上げるボタンを同時に押すと電源メニューが表示されます。
iPhoneで電源を切る手順
- ホームボタンがないiPhone:サイドボタンと音量ボタンのどちらかを同時に長押しします。
- ホームボタンがあるiPhone:サイドボタンまたは上部の電源ボタンを長押しします。
「スライドで電源オフ」が表示されたら、電源マークを横へ動かします。再び電源を入れるときは、Appleのマークが表示されるまでサイドボタンを長押しします。

2.前の画面へ戻る/ホーム画面へ戻る
結論:「1つ前へ戻る」と「ホーム画面へ戻る」は別の操作です。SMSで届いた数字を確認して元のアプリへ戻るときなどに、この違いを知っていると迷いにくくなります。
Androidの3ボタン操作
画面下に3つのボタンがあるAndroidでは、三角形や矢印が「戻る」、丸が「ホーム」、四角や3本線が「最近使ったアプリ」です。戻るボタンを1回押すたびに、原則として1つ前の画面へ戻ります。


画面下にボタンがないAndroid
画面下にボタンがない機種では、画面の左端または右端から中央へ向かって指を滑らせると、前の画面へ戻れます。ホームへ戻るときは画面下端から上へ短く滑らせます。最近使ったアプリを出すときは、下端から上へ滑らせ、途中で少し止めます。

iPhoneで前の画面へ戻る
iPhoneでは、画面左上の「戻る」表示をタップするか、画面の左端から右へ指を滑らせます。アプリによっては左上に「完了」「キャンセル」「<」などが表示されます。

よくある例:SMSで届いた数字を確認する
- アプリで電話番号を入力し、確認用の数字を送ってもらいます。
- SMSアプリを開き、届いた数字を確認します。
- ホーム画面へ戻るのではなく「最近使ったアプリ」から元のアプリを選びます。
- 確認した数字を入力します。
戻る操作を連続すると必要な入力画面まで閉じることがあります。1回操作するたびに画面上部の見出しを確認してください。
3.反応しないアプリだけを終了する
結論:アプリが固まった、ボタンを押しても反応しない、同じ画面から動かないときは、そのアプリだけを終了して開き直します。普段から毎回すべてのアプリを終了する必要はありません。
Androidの手順
- 3ボタン式なら四角または3本線、ジェスチャー式なら画面下端から上へ滑らせて途中で止めます。
- 最近使ったアプリの一覧が横並びで表示されます。
- 動かないアプリを見つけ、上へ払います。
- ホーム画面から同じアプリをもう一度開きます。


iPhoneの手順
- ホームボタンなし:画面下端から上へ滑らせ、中央で少し止めます。
- ホームボタンあり:ホームボタンを素早く2回押します。
一覧が出たら、終了したいアプリを上へ払ってから、ホーム画面で開き直します。
4.フリック入力を覚える
結論:同じキーを何度も押すより、指を上下左右へ払うフリック入力を覚えると、日本語を速く入力できます。最初は速さではなく、方向を正しく覚えることが大切です。

「あ」のキーで方向を覚える
- そのままタップ:あ
- 左へ払う:い
- 上へ払う:う
- 右へ払う:え
- 下へ払う:お

指の動かし方をゆっくり確認する
- まず入力欄をタップして、日本語のキーボードを表示します。
- 入力したい行のキーに指を置きます。すぐに離さず、上下左右に文字が表示されるのを待ちます。
- 入れたい文字がある方向へ、指を短く滑らせます。
- 目的の文字が選ばれたのを見てから、指を画面から離します。
「あ」のキーは、中央が「あ」、左が「い」、上が「う」、右が「え」、下が「お」です。この並び方は「か」「さ」「た」など、ほかの行でも同じです。最初から速く動かす必要はありません。文字の候補が見えてから、ゆっくり指を動かせば大丈夫です。
最初は短い言葉から練習します
いきなり長い文章を入力すると、間違えた場所が分かりにくくなります。最初は「あお」「いえ」のような2文字、次に自分の名前や「こんにちは」のような、よく使う言葉で練習しましょう。1日に数分でも、毎日同じ言葉を入力すると指が方向を覚えやすくなります。
うまく入力できないとき
- 同じキーを何度も押した文字になる:指を置いたあと、上下左右の文字が出るまで一呼吸待ちます。
- 別の文字が入る:指を遠くまで動かさず、目的の方向へ短く滑らせます。
- 英語のキーボードが出る:地球儀や「あA」などの切り替えボタンを押し、日本語のキーボードへ戻します。
- 間違えた文字を消したい:削除キーを1回ずつ押し、必要な文字まで消さないようにします。
「こんにちは」を入力して練習する
- 「か」のキーをタップして「こ」の方向へ払います。
- 「な」のキーから「ん」を選びます。
- 「な」のキーから「に」を選びます。
- 「た」のキーから「ち」を選びます。
- 最後に「は」をタップします。

間違えたときは、キーボードの削除キーを1回タップして1文字だけ消します。長押しすると連続して消えるため、慣れないうちは1回ずつ押しましょう。
5.コピー&ペーストで打ち直しを減らす
結論:長いメールアドレス、URL、住所などは、毎回手入力せずコピーして貼り付けます。入力間違いを減らせる便利な操作です。
文字をコピーする手順
- コピーしたい文字の上を長押しします。
- 青い選択範囲や両端のつまみが表示されたら、必要な範囲へ調整します。
- 表示されたメニューから「コピー」をタップします。
コピーした文字を貼り付ける手順
- 貼り付けたい入力欄を1回タップします。
- 入力位置をもう一度長押しします。
- 「ペースト」または「貼り付け」をタップします。
- 余計な空白や文字まで入っていないか確認します。

Androidの例:メールアドレスをLINEへ貼り付ける
- Gmailでメールを開き、表示されているメールアドレスを長押しします。
- メニューが出たら「コピー」をタップします。コピーしても、元のメールから文字が消えることはありません。
- LINEを開き、送りたい相手とのトーク画面を表示します。
- メッセージ入力欄を長押しし、「貼り付け」をタップします。
- 貼り付けたメールアドレスが途中で切れていないか確認してから送信します。


iPhoneの例:メールアドレスをメモへ貼り付ける
- メールアプリでメールを開き、コピーしたいメールアドレスを長押しします。
- 表示された「コピー」をタップします。
- メモアプリを開き、新しいメモの入力場所をタップします。
- 入力場所をもう一度長押しし、「ペースト」をタップします。
- 貼り付けた文字を読み直し、余計な空白や記号が入っていないか確認します。
AndroidでもiPhoneでも、基本は「長押ししてコピー」し、「貼り付けたい場所を長押しして貼り付ける」という同じ流れです。表示される言葉や場所が少し違っても、慌てずに「コピー」「貼り付け」「ペースト」の文字を探してください。
コピーや貼り付けが出ないとき
- 文字の上を軽く押すだけではなく、1秒ほど指を置いたままにします。
- 文字の範囲が青く選ばれたら、両端を動かして必要な部分だけにします。
- 「コピー」が見えないときは、右向きの三角や「>」を押して続きのメニューを確認します。
- アプリによっては、その場所の文字をコピーできない場合があります。別の表示画面で試しましょう。
6.タップと長押しを使い分ける
結論:通常のボタンは、力を入れず「軽く触れてすぐ離す」タップで操作します。指を置いたままにすると長押しになり、別のメニューが開くことがあります。

ボタンが反応しないときの確認順
- 押し込まず、指の腹で軽く1回タップします。
- 画面の文字ではなく、ボタンの中央を押します。
- 画面の水分や汚れを柔らかい布で拭きます。
- 指先が極端に乾いていないか確認します。
- 厚い保護フィルムや割れが操作を妨げていないか確認します。
- それでも反応しなければ、アプリを開き直すか再起動を試します。
強く押しても反応が良くなるわけではありません。強い力を繰り返すと、端末を落としたり画面を傷めたりする原因になります。
7.通話中に数字を入力し、電話を終了する
結論:自動音声で「1を押してください」と案内されたときは、通話画面の「キーパッド」を開きます。用件が終わったら赤い受話器ボタンで確実に通話を終了します。
通話中に数字を入力する手順
- 電話がつながっている通話画面を表示します。
- 「キーパッド」または点が並んだボタンをタップします。
- 数字の画面が表示されたら、案内された番号を1回押します。
- 次の音声案内が流れるまで待ちます。


通話が終わったか確認する
赤い受話器のボタンを押した後、通話時間の表示が止まり、通常の電話画面へ戻ったことを確認します。画面をホームへ戻しただけでは通話が続いている場合があります。相手の声が聞こえなくても、通話中表示が残っていないか確認しましょう。
迷ったときは、この順番で試しましょう
- まず画面上部の見出しを読み、今どのアプリにいるか確認する。
- 前の画面へ戻りたいだけなら、戻る操作を1回だけ行う。
- ホーム画面へ戻りたいなら、ホームボタンまたは下から上への操作を使う。
- アプリだけ動かないなら、そのアプリを終了して開き直す。
- 端末全体の動きがおかしいなら、再起動を1回試す。
まとめ
- 電源ボタンの短押しは画面を休ませる操作、再起動は不調時の基本
- 戻る・ホーム・最近使ったアプリはそれぞれ役割が違う
- 動かないアプリは、そのアプリだけを終了して開き直す
- フリック入力とコピー&ペーストで文字入力の負担を減らす
- 画面は強く押さず、タップと長押しを使い分ける
- 通話中の数字入力はキーパッドを開き、最後は終了確認まで行う
機種によるボタンの違いと指の動かし方は、動画を最初から見ると、より分かりやすく確認できます。
saitama.smartphone@gmail.com

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