スマホで文字を打つのに時間がかかる。押したつもりが違う字になる。濁点(゛)の出し方が分からない。——スマホ教室でいちばん多いご相談が、この文字入力です。
打つのが遅いのは、あなたのせいではありませんよ。
スマホのキーボードは、パソコンとはまったく別の打ち方なんです。
じつは、これは「慣れ」だけの問題ではありません。スマホのキーボードは、押し方そのものが独特だからです。決まりを知らないまま使い続けると、いつまでも遅いままになります。逆にいえば、決まりさえ覚えれば、あとは指が勝手に動くようになります。
スマホの文字入力には、打ち方が2つあります
スマホの標準的なキーボード(12キー)には、打ち方が2種類あります。ご自分がどちらで打っているか、まず確かめてみてください。
- フリック入力——キーを押したまま、上下左右にずらして入れる打ち方。「い」なら「あ」を左にずらします。速いのはこちらです
- トグル入力——同じキーを何度も押して「あ→い→う→え→お」と送る打ち方。ガラケーと同じやり方で、押す回数が多くなります
「もばいる」と打つとき、トグル入力では12回押しますが、フリック入力なら5回で済みます。フリック入力のコツは、ずらす方向を4つ覚えるだけです。左が「い」、上が「う」、右が「え」、下が「お」。どの行も同じ並びなので、ひとつ覚えれば全部に使えます。

つまずくのは、だいたいこの4つです
教室に来られるシニアの方(60代・70代)が引っかかるところは、驚くほど共通しています。
- ずらして入れる——「い」は「あ」を左にずらす。押すだけでは出ません
- 濁点(゛)の打ち方——「ば」は「は」を打ってから「小゛゜」を1回。「ぱ」は2回
- 小さい文字の打ち方——「っ」は「つ」を打ってから「小゛゜」。「ゃ」「ゅ」「ょ」も同じ
- 消し方——消すキーはキーボードの右上。長く押すと、まとめて消せます
この4つだけなんです。
覚えることは、そんなに多くありません。
いちばんの問題は「本番で練習してしまう」こと
LINEでご家族に送る文章で練習すると、間違えたまま送ってしまいます。かといって、練習のためだけに文章を打つのも味気ないものです。「間違えても誰にも迷惑がかからない場所」がない——これが、上達しないいちばんの理由です。
そこで、埼玉スマホ教室ではフリック入力の練習ページを作りました。お題の文字を打つと、キーボードのどこをどう押すかが、1文字ずつ光って出ます。違う字を打ってしまったときは、消すボタンを何回押せばいいかまで表示されます。

まずは「あ行」だけ、試してみてください
登録も、アプリを入れる必要もありません。下のボタンから、そのまま始められます。
まずは「あ行」だけで大丈夫です。
間違えても、誰にも迷惑はかかりません。
よくあるご質問
Q. 濁点(゛)は、どうやって打ちますか?
A. 「は」を打ってから、左下の「小゛゜」を1回押すと「ば」になります。もう1回押すと「ぱ」です。途中で「ば」になってしまっても間違いではありません。もう一度押せば「ぱ」に進みます。
Q. 小さい「っ」や「ゃ」は?
A. 大きい文字を打ってから、同じ「小゛゜」を押します。「つ」→「っ」、「や」→「ゃ」です。
Q. 数字や英語に切り替えるには?
A. Androidは「あa1」、iPhoneは「ABC」を押します。iPhoneで数字を出すときは、そのあと「☆123」を押してください。
Q. 打ち間違えたときは?
A. キーボード右上の「⌫」を押します。1文字ずつ消えます。長く押すと、まとめて消えます。途中で直すより、全部消して打ち直すほうが速いこともあります。
Q. フリック入力が苦手です。音声入力でもいいですか?
A. かまいません。むしろ、話したほうが速く正確です。キーボードのマイクを押して話すだけで文字になります。ただ、短い返事は打ったほうが早いので、両方できるのがいちばん楽です。
Q. どれくらいで慣れますか?
A. 1日5分でも、2週間ほど続けると指が覚えます。長くやるより、少しずつ何日もやったほうが早く身につきます。
続きは、公式LINEでお渡ししています
あ行のその先——か行から、濁点・小さい文字・記号・英語、そして「おはようございます」のような文章まで、全19ステージ255問をご用意しています。あわせて、こえ入力の練習(62問)、コピーと貼り付けの練習(14問)、スマホ安全クイズ(21問)もお渡ししています。
すべて埼玉スマホ教室の公式LINEにご登録いただいた方に、無料でお渡ししています。ご登録は無料で、いつでも解除できます。

うまく打てなくても、気にしないでくださいね。
教室に来られる方も、はじめは同じところでつまずきます。
指が覚えるまで、何度でも繰り返して大丈夫です。