LINEに関する『803万件の利用者情報が外部へ送信された』というニュースを見て、トークや写真、電話番号まで流出したのではないかと心配になった方もいるかもしれません。
今回問題になったのは、LINEの3つのゲームで使われていた内部識別子などです。LINEヤフーの発表では、氏名・住所・電話番号・銀行口座・クレジットカード情報は含まれておらず、この件を理由にパスワード変更やアカウント削除をする必要もないとされています。
この記事では、ニュースの内容を初心者向けに整理し、LINEアプリで確認しておきたいプライバシー設定も画面付きで説明します。
803万件問題で何が起きたのか
対象となったのは、次の3つのLINEゲームです。
- LINE ポコポコ
- LINE ポコパンタウン
- LINE ポコパン

これらのゲームで、利用者を区別するための内部識別子などが、必要な案内や同意が十分でない状態で外部へ送信されていました。問題が確認された機能はすでに停止されています。
詳しい発表は、LINEヤフーの公式発表で確認できます。
トークや写真、電話番号は流出したのか
今回送信されたのは、3つのゲーム内で利用者を識別するための内部情報です。LINEヤフーの発表では、氏名、住所、電話番号、銀行口座、クレジットカード情報は含まれていません。また、通常のLINEトークやアルバムの写真が今回の対象になった、という発表でもありません。

そのため、このニュースだけを理由に慌ててパスワードを変更したり、LINEアカウントを削除したりする必要はありません。
ニュースに便乗した詐欺に注意
一方で、ニュースに便乗して『今すぐ確認してください』『アカウントを保護してください』などと不安をあおる偽メッセージが届く可能性には注意が必要です。

届いたメッセージのリンクをすぐに押さず、LINEアプリのお知らせや公式サイトから情報を確認しましょう。パスワードや認証番号を入力させる画面が出た場合は、いったん閉じるのが安全です。
LINEのプライバシー設定を確認する方法
ここからは、LINEアプリで自分が確認できる設定を順番に見ていきます。画面や項目名は、LINEアプリのバージョンによって変わる場合があります。
1.プライバシー管理を開く
LINEのホーム画面を開き、右上の歯車マークから「設定」→「プライバシー管理」へ進みます。

2.広告の設定を確認する
「広告の設定」では、LINE内の利用情報などをもとに、自分に合わせた広告を表示するかどうかを確認できます。

設定をオフにしても、広告そのものがすべて消えるわけではありません。自分の利用状況に合わせた広告表示を減らす設定、と考えると分かりやすいです。公式の操作案内はLINEみんなの使い方ガイドでも確認できます。
3.情報の提供を確認する
「情報の提供」では、サービス改善などに利用される情報の設定を確認できます。内容を読んだうえで、自分の考えに合わないものはオフにしてください。

4.写真や動画の利用設定を確認する
プライバシー管理には、アルバムへ保存した写真や動画の利用に関する設定もあります。説明を確認し、希望しない場合は設定を変更できます。

LINEのプライバシー設定をまとめて確認したい方は、LINE公式のプライバシー設定ガイドも参考になります。
レターシーリングとは
レターシーリングは、LINEのトーク内容を送信者と受信者の端末以外では読めないように保護する暗号化の仕組みです。詳しい対象や確認方法は、LINE公式ヘルプで案内されています。
以前はオン・オフを切り替えるスイッチがありましたが、現在は安全性を高めるため、レターシーリングがオンの状態で標準提供されています。オフにはできないため、設定画面にスイッチが表示されなくなりました。スイッチが見つからなくても、機能がなくなったわけではありません。
まとめ
- 今回問題になったのは、3つのLINEゲームの内部識別子など
- 氏名・住所・電話番号・銀行口座・カード情報は含まれていない
- 通常のLINEトークや写真が今回の対象になったという発表ではない
- ニュースに便乗した偽メッセージには注意する
- 不安な方はLINEの「プライバシー管理」を一度確認する
動画では、実際のスマートフォン画面を見ながら各設定を説明しています。文章だけでは分かりにくい方は、YouTube動画もあわせてご覧ください。
saitama.smartphone@gmail.com

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